こんにちは。のん暮らオヤジです。

私はのんびり楽しく暮らしていきたいと日々思い、実現するために活動しておりますが、ここでいうのんびり暮らすというのは、ダラダラと過ごすのではなく、健康的に活動しながらも、無理をしないで暮らすということです。

ですから身体に支障があってはこれを実現することは出来ません。

特にこれから年を取るにつれて体力も落ちていきますし、日常生活の動作も徐々に衰えていくと思います。

私たちに与えられた運命で老化を止めてしまうことは出来ませんが、方法によっては遅らせることは出来ます。

今回ご紹介する認知動作型トレーニングが正に人間の基本的動作を正しく保つためのトレーニングであり私も地元で実践しております。


認知動作型トレーニングって何?

あまり聞きなれないトレーニング名ですが、認知動作型トレーニングは東京大学の名誉教授である「小林寛道先生」が開発した『動作の質を高め』『体幹深部筋』を鍛えるトレーニング方法です。

よく街中で見かけるスポーツジムでは表層にある筋肉(アウターマッスル)を鍛えるメニューが中心ですが、認知動作型トレーニングは体幹深部筋(インナーマッスル)を鍛えます。

インナーマッスルは大腰筋や腸骨筋といった、上半身と下半身をつなぐ筋肉でもあり、これを鍛えることによって脳や神経系(認知)と筋肉(動作)の連携を高め、正しい体の使い方を取り戻すことが可能になります。

結果、正しい姿勢で速く歩くことが出来る、体を使った作業を無理なく行えるようになったという効果を得ることが出来ます。

そして私は勿論、女性にも嬉しいダイエット効果もあるんです。

実際、私は3ヶ月のトレーニングで筋肉量を減らさずに5kg痩せることが出来ました。(^。^)

 

認知動作型トレーニングはどの様な内容?

ここからは実際にどの様なトレーニングを行うのかを紹介したいと思います。

※トレーニング内容は基本的にどこも共通のマシンと内容であると思いますが、ここでは私が利用している「静岡県総合健康センター」で行なっている内容をご紹介致します。

↓先ずは「静岡県総合健康センター」さんの紹介動画をご覧ください。

 

他の施設も確認してみましたが、どうやらマシンの色は青で統一されているみたいです。

それでは個々のマシンについて、私の感想も交えながら紹介していきます。

 

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①スプリントトレーニングマシン

自転車のペダルの様なものにベルトで足を固定し、歩幅や速度を設定してスタートすると、前後のすり足動作が始まります。

このすり足動作で後ろから前に移動する時に足を上げて大きく円を描く様に回します。(自転車の立ち漕ぎの様な感じです。)

但し急いで回してはダメでゆっくり回す必要があり、これが意外にキツいんです。(>_<)

この運動により骨盤や腰部の柔軟性が増加し、歩行能力を改善することが出来ます。

 

②スプリントパワーバイク

施設によっては「車軸移動式パワーバイク」と呼んでいる所もある様みたいです。

このマシンも自転車のペダルの様なものにベルトで足を固定します。

次に負荷(重さ)をインスタラクターの指示する数値にセットしたら、ハンドルを握って立ち漕ぎです。

ハンドルは左右に振りながらバランスよく漕ぐ必要があります。

慌てて漕ぐと「ガチッ」と音が鳴りますので、この音を出さない様にゆっくり優しく漕ぎます。

この運動で重心の効果的な移動を覚えながら、全身のパワーアップおよび走り方・歩き方を改善することが出来ます。

 

③舟漕ぎトレーニングマシン

スポーツジムなどで見かける舟漕ぎトレーニングマシンは座るタイプが多いですが、認知動作型トレーニングでは立ち漕ぎで行います。

日本古来の労働動作からヒントを得て生まれたユニークなマシンです。

体を大きく前後に動かし、深呼吸しながらゆっくり漕ぐことでリラックスしながら体幹の強化と身体バランスを向上させます。

このマシンはキツさはありませんので、私はトレーニングメニューの中間くらいで行い、リラックス(休憩?)しています。

 

④アニマルウォークマシン

ペダルに足をベルトで固定し、負荷(重さ)とハンドル位置の傾斜をセットしたら、回転するハンドルを左右両手でしっかりと握ります。

形としては四つん這いになった様な感じで、傾斜によってはこの時点で結構辛いです。(>_<)

これも自転車を漕ぐ様にペダルを回転させますが、脚を前に出す時はハンドルを握る手も前に出します。(右脚が前に出る時は右手も前)

正に動物が歩く様な運動(アニマルウォーク)です。

冒頭で記載しましたが、認知動作型トレーニングは筋力アップではなく、動作を鍛えるトレーニングなので、辛い内容のものは基本ありませんが、このアニマルウォークは超辛いです。

腕、腰や背中、そして足と全ての筋肉が辛い状態に陥ります。(T-T)

トレーニング効果としては肩甲骨と骨盤の連動動作を行い、脊柱を軸にした腕と脚の動きを向上させます。

私は筋力が元気な一番最初にアニマルウォークマシンを行う様にしています。(適度の疲労が来ている時に、これをやると死にます。)(^^;;

 

⑤高速トレッドミル

これはどのスポーツジムでも設置されている歩行(走行)マシンです。

私達が受けているメニューでは走行はせず、時速6km程度で歩くトレーニングを実施しています。

手すりを両手で握り、上半身が動かない様に固定して、お尻をプリプリさせながら歩きます。

この運動で正しい姿勢で歩くことを学びます。

 

⑥体幹ひねりトレーニングマシン

これは下部のグリーン色の台と上部の鉄の棒が逆方向に回る仕組みになっています。

上部を両手で掴んで右へ回すと下部の台が左に回るので、腰をクネッとひねることが出来ます。

腰のひねりの可動域を広げることで、ゴルフのスイングトレーニングにもなるそうです。

 

⑦大股ストレッチマシン

これは一番シンプルなマシン(?)です。

上部の鉄棒に掴まりながら徐々に脚を広げていきます。

正に股裂の刑です。(^_^;)

 

⑧体深筋トレーニングマシン

このマシンでは、中央部にある二本の黒いマットの間に太ももを入れて、前後に脚を蹴り上げるトレーニングをします。

大腰筋や腰部、脚部の筋肉をトレーニングすることが出来ます。

このトレーニングで体幹深部筋の強化や下半身のシェイプアップにも効果があります。

 

まとめ

 

如何でしたでしょうか。

殆どのマシンがスポーツジムでは見ることのないものばかりだったのではないでしょうか。

ムキムキマンを目指す筋力アップではなく、日常動作の向上を目的としたトレーニングなので、ゆったりほのぼのと鍛えることが出来、ご年配の方にも大人気です。(アニマルウォークの様にキツいのもありますが…)

まだまだ採用している施設は少ないみたいですが、皆さんのご近所にもあるかもしれませんので、ぜひ挑戦してみてください。

 

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