こんにちは、のん暮らオヤジです。

私は『のんびり暮らそうよ〜』を実現するために地方都市へ移住したのですが、その中で特に重点を置いたのは住居です。

せっかく都会から離れてのんびり生活しようとしても、周りが騒がしかったり狭すぎてゴミゴミしていては台無しと思っております。

そんな理由から広大な敷地を持つ別荘地の物件を中心に探していくのでした。(別荘地なら町内会みたいな活動もありませんし…)

地方都市の別荘地には中古物件がたくさんあり、大きめのお家でもリーズナブルな価格で購入することが出来ますが、築年数が経っていたり空き家期間が長かったり等の理由からリフォームが必要な場合が殆どです。

私も中古物件を探しておりましたが、どの家もそのままでは快適に暮らすことが困難な状態でしたので、リフォーム前提で環境の良い家を見つけましたが…、この家のリフォームを行うことについては色々と問題が発生したんです。

…ということで、今回は(特に地方で)中古物件をリフォームする時の注意点として、私が正に味わった残念な対応について書かせて頂きたいと思います。

リフォーム会社の選定

新たに暮らし始める土地はよく観光で訪れている場所でした。(それで気に入ったのです。)

ちょくちょく来ていましたから、道路やお店の状況については大体理解していましたが、不動産業者については流石に知らないということでネットを頼りに探してお店を訪問したのでした。

訪問したのはとても気さくで丁寧な対応をして頂ける不動産屋さんで、多くの物件の内見も実現して頂いたおかげで、無事に住みたい家を見つけることが出来ました。

ただ前述のとおり、このままでは暮らすことが困難なのでリフォームを行う必要があるのでどうしようか悩んでいたところ、その業者さんも親切な不動産屋さんは紹介してくれたんです。

後日お会いしたリフォーム業者の担当者も、これまた丁寧な対応で好感を持てる方で「この家ならリフォームすれば十分に快適な生活が出来ますよ。」との発言もあり安心しました。

このリフォーム業者のモットーは「最高のリフォーム品質をリーズナブルな価格で」というもので、確かにリフォームの見積書を見ると他社に比べて圧倒的に良心的な料金になっていました。

益々気に入った私はこの家を購入し、リフォーム業者さんもこのままお願いすることにしたのでした。

一番最初のミス

よく重大なミスを起こしてしまう場合、それ以前に大小含めて幾つかのミスが発生していると言われますね。

今回も正にその通りなんです。

リフォームを依頼

不動産屋さんに仲介して頂き、無事中古物件のオーナーさんと売買契約を交わすことが出来ました。

あとはこの家をリフォームして引越しなのですが、私が今まで暮らしてきた家も売却が成立し既に明け渡し日が決まっているために、必ずスケジュール通りにリフォームを完了して頂き、私自身も期日厳守で引越しする必要がありました。(^_^;)

…とはいえ、とてもタイトなスケジュールという訳ではなく、工事を行うには十分な期間があり、リフォーム業者も「これだけ期間があれば余裕ですね。」と言っておりました。

私もゆっくりと引越しの準備を進めながら定期的にリフォーム業者へ連絡を入れて状況を確認しておりました。

その返事はいつも「予定通り進んでいますので問題ありません。」でした。

引越し一週間前

いよいよ引越し日が近づき、いつもで引越し業者さんのトラックが来ても大丈夫という状態になりました。

このタイミングでもリフォーム業者へ連絡し状況を確認したところ、「こちらは大丈夫です。お待ちしてますよ。」という返事でしたので、安心して引越し日を迎えてしまうのでした。

引越し日当日

無事、引越し業者さんのトラックへ荷物が積み込まれ、現地到着は翌日だったので、私は実家に一泊してから新居へ向かったのでした。

翌日、新居に到着したらリフォーム業者の担当者が笑顔で手を振って迎えてくれました。

「色々と有難うございます。」などのお礼と挨拶を済ませたところで扉を開けると綺麗にリフォームされた玄関が目に飛び込んできました。

綺麗で広く素敵な玄関だ!と喜んだのですが、そのまま奥へ進んでいった瞬間に唖然とする光景が広がっているのでした。

リフォームが終わっていない

居間の天井には大きな穴が空いており、お願いしていた天井型のエアコンが設置されていません。

床はゴミだらけの養生シートが敷いたままで脚立が立っています。

全て新品で交換をお願いしていたシステムキッチンは全く未着手で、超汚い流しがそのまま残っています。

和室の床補修と畳交換がされておらず、歩くと軽く沈みます。

お風呂場は…(>_<)という感じでお湯も出ません。

終わっているのは玄関とトイレ、そして寝室だけでした。

スポンサードリンク

引越し業者のトラックが到着しましたが…

今回の引越しは所謂おまかせパックというもので、全ての家具や家電品の設置までをお願いしているものでした。

ところが玄関とトイレと寝室以外は工事が終わっていないので、殆どの荷物が設置出来ず、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの大物も行き場がありません。

ここで大至急リフォーム業者の担当者へ事情の説明を求めると同時に社長を呼び出しました。

1時間ほどで社長が到着し、現場を見てもらった上でどういうことか説明を求めました。

社長も他の現場に追われていてウチの物件の状況はよく確認していなかった様ですが、これでは引越しも出来ないではないかと問い詰めたところ、土下座状態で「全て自分達に問題があるので、責任を取らさせてください。」と激しく謝罪です。

引越し業者さんも長らく待ってくれていて、このまま引き返すことも提案してくれましたが、私にはもう戻る家がないんです。

この様な状況からリフォーム業者の社長から「設置は全て自分達が責任を持って行うので、引越し業者さんには空いたスペースに仮置きして頂くということでお願い出来ませんか?」と話があったので、もうそれしか方法はないよねという感じで了承しました。

何故この様な状況なのか?

何故この様な状況なのか?そして問題なしと私に報告していたのは何故か?について確認しました。

ニコニコして人の良さそうな好印象だった担当者は確かに良い人ではあった様で、よりよく暮らせる様にと丁寧に作業を進めた結果、時間が足りなくなったとのことです。

そして問題なしと報告したのは、本人が事実を言えなくなってしまったという理由に尽きるのですが、寝室とトイレは終わらせたので暮らせるという私には理解不能の判断をしたそうです。

台所もお風呂もつかえないのにどうやって暮らすのか?全く謎です。

今後の対応はどうするのか?

社長の口からすぐさま今後の計画について話がありました。

これから一週間の間、集められる全職人を集合させ全て工事を完了させること、そして限度はあるが追加リクエストがあれば無償で対応することでした。

それでも納得いかないということであれば手付金は全額返金し、その他の費用も一切頂きませんとの話が出ました。

今から返金されて別業者を探すのは困難ですし、ここまでやる!と言っている社長を信じて任せてみようと判断して、提案通りの急ぎの工事で対応をお願いしました。→この時の判断が何度振り返っても甘かったなぁと後悔が拭えない結果になるのですが。(>_<)

前編のまとめ

少し文章のボリュームが出てきましたので、前編としてここで一区切り入れさせて頂きたいと思います。

私の業者を信じて任せてみようという判断は結果的には失敗に終わるのですが、それは何かについて後編で書かせて頂きたいと思います。

スポンサードリンク