こんにちは。のん暮らオヤジです。

マレーシアは自動車社会です。
移住先として人気のクアラルンプールでは鉄道やバス、そしてタクシーがかなり発達していますが、買い物の利便性や防犯の観点から自分の自動車を持つ方が断然快適な生活を送ることが出来ます。

今回はマレーシアで自動車を運転するために必要となる自動車運転免許についてお話したいと思います。


マレーシアで自動車を運転するためには…

マレーシア国内で自動車を運転するには、日本と全く同じで運転免許証が必要になります。

この運転免許は大きく分けて以下の2種類があります。

日本の国際運転免許証

国際運転免許証を保持することで、1年以内の期限付きですがマレーシアで自動車を運転することが出来ます。

申請は日本の運転免許センターで行います。

参考までに私が暮らしている静岡県の情報を記しておきます。(時間などは都道府県によって異なる場合がありますので、念のためにお住いの都道府県の免許センターにお問い合わせください。)

【受付時間】

午前10時から10時30分、午後2時30分から3時

【必要書類】

・日本の運転免許証(帰国するまで有効な原本)
・渡航を証明するもの(パスポートなどでコピー可)
・申請用写真(縦5cm×横4cm 無帽、無背景を1枚)
・印鑑(シャチハタは不可)
・手数料(2,350円)

マレーシアの滞在期間が1年未満であれば、日本国内で国際免許を取得する方が簡単でいいですね。

 

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マレーシアの運転免許証

旅行や1年以内の滞在ならば国際免許で十分ですが、長期間滞在する場合は、マレーシアの運転免許を取得してしまうことをお勧めします。(国際免許を取得し直すために日本に帰国するのは面倒です。)

注意
マレーシアの運転免許証を取得するためにはビザ(MM2H、就労など)を保有していることが条件になります。

免許取得に必要な手続き

①在マレーシア日本国大使館にて下記必要書類を提出して、日本の運転免許証の翻訳証明書を発行してもらいます。(翻訳書作成には休日を除き4日ほど掛かります。)

【必要書類】

申請書
・パスポート(ビザも確認します。)
・日本の運転免許証(原本およびコピー)
・手数料:80RM(1RMを28円として2,240円)

②上記①の翻訳書のほかに下記書類を持ってJPJ(マレーシア交通局)へ申請に行きます。

・パスポート(原本と顔写真ページおよびビザのページのコピー)
・日本の運転免許証(原本およびコピー)
・申請用写真(縦3.3cm×横2.5cm 無帽、無背景を1枚)
・手数料(30RM×更新年数)※1年、3年、5年から選択

※コピーはJPJ内でも取ることが出来ます。

③入口で番号表をもらい、呼ばれたら下記書類を受付カウンターに提出します。
※書類がマレー語であるため「申請を手伝いますよ。」と入口付近で声を掛けてくる場合がありますが、後でしっかり手数料を取られますのでお断りしましょう。(受付カウンターの方が丁寧に教えてくれますので大丈夫です。)

④書類等に不備がなければマレーシアの運転免許証が発行されます。

注意
交通局に限らずマレーシアのお役所では、明確な基準がないままに審査が行われることがよくあります。

この為、同じ書類でも担当者によって申請が通る場合と却下される場合がある様です。
もしダメになっても直ぐに諦めず、内容をよく見直して再提出してみる方が良いです。

既にマレーシアで運転免許を取得されている方には必ずお詳しい方がいますので、その方に見てもらったり、代理店さんとお付き合いがあればスタッフさんに確認をお願いするのも有効です。

速報!運転免許が取得できない?

マレーシアで免許を取得しようとしている方達へ衝撃のニュースが流れております。

それは今まで説明してきました「日本の運転免許証を元に、マレーシアの運転免許を発行する」ことが現在出来ないようです。

JPJが理由等を特に発表している訳ではないので、何も知らずに2018年9月26日に免許発行の手続きに行った方がいらっしゃいますが、その時に断られたそうです。(9月中旬くらいまで取得出来ていましたので、本当に最近変わった様です。)

このことがきっかけで、現在マレーシア在住の方たちで確認を行なっているというステータスです。

まとめ

マレーシアで生活するなら現地の運転免許証を保有しておきたいところですね。

費用もそれほど高くありませんし、1年ごとに国際免許証を取得し直す煩わしさがなくなります。

しかし、今回の免許証発行停止によってこの利便性が大きく損なわれるかもしれない状況になっています。

今回のJPJの対応はMM2Hビザの保有者だけではなく、駐在員も対象者になっているので、マレーシアで業務を遂行する上でも問題は大きく、今後何らかの救済的な対応が行われるだろうとの予測は出ていますが、詳細は全く分からない状態です。

日本領事館にも正式な通知が出ていない様で、こんな大事な制度変更を予告や連絡なしにいきなり実施してしまうのがマレーシアなんですよね。

今後、進展がありましたら当記事で追記していきたいと思います。

 

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