こんにちは。のん暮らオヤジです。
マレーシアへ旅行で出掛ける場合の移動手段は、ツアーバスやタクシーを使うことが多いかと思います。
しかし移住して現地で生活する場合は、やはり足として車はあると便利な存在になります。
でも車の運転で怖い思いをしたり事故に遭うのは嫌ですよね。
今回はマレーシアで快適に車を運転することができるのか?を検証すべく、マレーシアでの運転についてマナーに触れながらお話していきたいと思います。
マレーシアの運転マナー
いきなり結論ですが、はっきりいってマナーはとても悪いです。
どんな運転をするの?
マレーシアで車を運転すると以下の光景をよく目にします。
・ウィンカーを出さない交差点での右左折
・無理やりな割り込み
・車間距離を空けずにビッタリくっついて走る(日本ならあおり運転ですね。)
・歩行者優先の考えが欠落しているので、歩いている人がいてもクラクションを鳴らし突っ込んでくる
こんな運転は日常茶飯事です。(>_<)
初めてマレーシアで運転する人はほぼ全員が「怖い!」と思う様です。
マナーについて
マナーってなんだろう?という話になってしまいますが、譲り合いが当たり前と思っている日本人の感覚で語ってしまってはいけないのかもしれません。
マレーシアの人達は温厚でとても親切です。
こんな優しい人達なのに何故かハンドルを握った瞬間、人が変わった様に「どけどけ!先に行かせろ〜」という運転をするので、その変わり様にビックリする人も多いと思います。(勿論、運転も穏やかな方もいらっしゃいますよ。)
大半のマレーシア人は、本当に温厚で優しいんです。
そして我々から見て乱暴と思える運転も、本人達は「皆に迷惑を掛けたり、危険な目に逢わせてやるぞ!」と思ってやっていることはないと思います。
やはりまだ車社会として未成熟な部分があり、皆でマナーを守り危険や迷惑を回避しようという文化が十分に浸透していないんだと思います。
結果、事故を起こしてしまったりするんです。(かつての日本も同じだったかもしれませんね。)
交通事故の失敗などを通して徐々にマレーシアの人達が「無理な割込みは事故の原因になるから止めよう。」みたいな意識に変わってくれればいいんです。(まだまだ時間が掛かりそうですが…)
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道路の状況は?
首都クアラルンプールなどでは都市開発が進んでおり、同時に道路などの交通インフラの整備も進んでいます。
マレーシアへ移住したベテラン日本人の中には「高速道路も発達していて、下手したら東京よりも走りやすいかも。」と仰る方もいます。
マレーシアは日本と同じで右ハンドル、左側通行なので余計運転しやすいんだと思います。
但し、歩道など歩行者を守るためのインフラはかなり遅れています。
クアラルンプールの繁華街の一部では歩道が整備されている箇所がありますが、圧倒的に少なく横断歩道や歩行者用信号がないところもまだまだ多くあります。
この様な環境ですので歩行者もマナーが悪くなり、無謀な飛び出しや道路横断が横行しています。
運転などで気をつけること
マレーシアで車を運転する場合は、マレーシア流を知ることは大事ですが、どっぷり真似をして運転すると事故に巻き込まれる可能性が高くなってしまいます。
マレーシア国内で日本人が起こしたり巻き込まれる事故は、小規模な物損事故が中心で、重大な死亡事故は殆どないみたいです。
日本で培った安全運転へのマナーを意識して、無理な運転をする車が近づいたら出来るだけ離れるという行動が事故回避に繋がると思います。
歩行者になった時も日本の様に「譲ってくれる筈」という考えを捨てて、「突っ込んでくるかもしれない」と注意を払いながら歩く必要があります。
まとめ
如何でしたでしょうか。
温暖な気候で物価も安く、日本人にとってとても暮らしやすいマレーシアですが、道路事情だけは不安や不満が多いのが現状です。
「自分の身は自分で守る」という精神を持ちつつ、事故に巻き込まれない様に注意をする必要があります。
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はじめまして、のん暮らオヤジさま
Akoです。
交通事情は、のん暮らオヤジさんの感覚で結構ですが、日本よりも安全ではない感じだとこのブログで感じました。
ご存知でしたら、最悪の事態を想定して考えておきたいので、もし交通事故に合った場合や、交通事故を起こした場合、日本との違いを教えて頂けますでしょうか?
ペーパードライバーなので車の運転に自信がないので気になっていることです。
Akoさま
コメントを頂き有難うございます。
私は現在日本で暮らしておりマレーシアで車の運転をしておりませんので、知っている情報としてコメントさせて頂きます。(^_^;)
交通事故に遭遇した場合の取るべき対応は基本的に日本と同じかと思います。
警察に連絡し待っている間に相手の情報入手や事故状況の写真撮影ですね。
ただマレーシアの場合、相手が過失を認めて全額費用負担する場合に警察へ連絡しないケースはある様です。
また警察に通報しても余程の重大な事故でない限り来てくれない場合もある様です。
この場合は自ら警察署に出向いて事故状況を説明するのですが、相手も「自分は悪くない」と非を認めない場合は、長期戦になってしまうので、ドライブレコーダーは必須です。(日本でも必須かと私は思いますが)
事故相手や警察官がマレー語しか話せないこともありますので、マレー語が分かり困った時に助けてくれる友人はいた方がいいですね。
また日本語が分かり直ぐに対応してくれる保険会社とのお付き合いも重要になるかと思います。
のん暮らオヤジさん
佐藤です。
マレーシアで知り合いが交通事故に合ったので私の知っていることを書きます。
まずは、交通事故が起きたら警察に電話しても警察が現場に来て現場検証をするのは、重傷者がでいた人身事故の場合のみです。
物損事故や追突事故、軽度の人身事故では警察が来ることはありません。なので日本と同じではありません。
物損事故の場合は友人を呼んでいる時間はなく、現地で相手と示談の相談をして解決させるか、事故の修理を保険でする場合と、交通事故の相手と示談できない場合は警察署に事故報告をして、事故証明書をもらう必要があります。
日本と違い、自動車保険を掛けている保険会社は交通事故の示談や交通事故証明が発行されるまでは何もしてくれないので、日本語が判る自動車保険の会社があっても対応してくれませんのでこの点も間違いです。
事故報告書は英語で作成して、友人の場合は同じコンドに住んでいる方に依頼したと言っていました。ただお手伝いをしてくれた方の情報はこの方に迷惑が掛かるので、交通事故に合ったこと、事故報告書を作成することを手伝ってもらっていますが、ブログなどでの発信をして、この方に迷惑が掛かるので、一切情報を発信していないそうです。
修理の場合はどこの修理工場で修理するかですが、友人は、車を販売した会社の正規修理工場を希望し、交通事故の相手は自分が知っている、大きい修理工場を主張したそうで示談にはならなかったそうです。
交通事故を報告する警察署は地区にある交通警察署で、軽犯罪を取り扱う警察署ではないので注意してください。
交通事故報告を友人は、パソコンを渡され、自分で主張することを入力するように言われ、英語で知り合いに対応してもらったそうです。
その後、交通事故の内容を聞き取る責任者が事故報告書を元に聞き取り(ここには交通事故の当事者以外入室できません、英語ができないので通訳を入れたいと言ったが断られたそうです)この事故の破損状況の状況を写真を携帯電話で撮影した写真を見せて説明したそうです。事情聴取が終了し写真を警察に提出しました。写真がない場合は警察官が車を確認するそうです。
24時間後に交通警察の本署にポリスレポートを発行してもらいに行くように説明を受け、翌日、ポリスレポートを発行してもらえたそうで、ポリスレポートと自動車修理工場の見積書を自動車保険の会社に提出して48時間後位に修理開始の許可が下りて、無事、自分の車を修理することができたそうです。
困ったときに助けてくれる友人がいた方が良いですが、このような特殊な対応を出来る方が何人滞在しているのかです。
相手にも予定があるので相手のスケジュールが開いている時と言ってもかなりのご迷惑をかけることになるので、考えないといけないと言っていました。
佐藤さん
ご丁寧なアドバイス有難うございます。
私の情報がかなり誤っていることに気付くことが出来ました。
大変貴重な情報をご提供頂き有難うございました。