こんにちは。のん暮らオヤジです。

前回はマレーシアにロングステイする方法として便利なビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」(通称:MM2H)が用意されていますというところまでお話しさせて頂きました。

今回はこのMM2Hの魅力についてお話していきたいと思います。


MM2Hの取得について

MM2Hはマレーシアと国交のある国の方なら誰でも申請出来るマレーシア政府により促進されているロングステイプログラムです。

MM2Hの魅力は?

MM2Hの魅力には以下の様なものがあります。

①ビザ発行から10年間の長期滞在が可能

パスポートでは最大90日までが限度である滞在期間が10年まで延長されます。但しビザの期限はパスポートの残存期間までですので、残り4年のパスポートをお持ちの方はMM2Hも同じく4年のものになります。(パスポートを更新した後で、手続きすることで残り6年分のMM2Hビザを発行してもらうことになります。)

②滞在や居住の義務がなく出入国が自由

国によっては1年間のうち○○日は滞在しなければならない等の制約が付く場合がありますが、マレーシアの場合は滞在については自由になっています。

…なので、ビザを取得した後でマレーシアに滞在したことが無い方も結構いるとのことでした。(この人は何のために取得したかは下記④で説明します)

③10年間の期限が到来しても更新が可能で更に10年間の滞在が可能

いざ暮らしてみると10年間はあっという間に過ぎてしまうそうです。

ビザの期限が到来してしまうと日本に帰らなければならないのかというとそんなことはなく、更新が可能ですので更に10年間滞在可能なビザが発行されます。(無条件で更新される訳ではなく、例えば国内で問題を起こしてしまうと更新されない可能性があります。)

 

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④マレーシアの銀行口座が開設可能

MM2Hビザを取得した方は、旅行者として入国した場合では不可能である銀行口座の開設が可能になります。

マレーシアの銀行は金利が良いので、有利な条件で預金することが可能です。

②でお話ししたMM2Hを取得したのにマレーシアに滞在していない方の中には、マレーシアの銀行口座開設が目的の方もいらっしゃる様です。

【廃止】自動車の購入・輸入時の免税優遇

MM2Hビザを取得した方はマレーシアで自動車を購入、または日本で使っていた自動車をマレーシアへ輸入する場合は、免税になるという優遇がありました。

しかし残念ながらこの優遇措置は2017年12月末をもって廃止となってしまいました。

自動車の輸入関税が高いマレーシアですから、日本で使っていた愛着のある自動車を免税で持ち込めるのは超魅力的だったんですが…。(T-T)

⑥入場料などで割引が受けられる

マレーシアの一部の施設では、入場料が外国人料金とマレーシア人料金という感じで、別々に設定されていることがあります。

例えばボルネオ島にある「セピロック オランウータン リハビリテーション センター」は外国人の場合は入場料が30リンギット掛かりますが、国民の場合は5リンギットで実に6倍の差があります。

MM2Hビザを取得された方はマレーシア国内で準国民扱いになる場合があり、施設の入場料などを支払う場合にMM2Hビザを提示することで、国民料金でOKになることがある様です。

但しこれはマレーシアらしく、担当者によって対応が変わることがあるそうで、ある日はマレーシア人料金でOKだったのに、別の日にいったらNGと言われることがあるそうです。(>_<)

まとめ

ざっくりと魅力をまとめてみましたが如何でしたか?

魅力たっぷりのMM2Hビザについて、少しでも興味が湧きましたでしょうか?

次回よりMm2Hビザを取得するためにはどうしたらいいの?についてお話したいと思います。

 

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