こんにちは、のん暮らオヤジです。

私は勤めていた都内の会社を辞めて、地方でのんびり暮らしています。

のんびり暮らすための住居は中古で購入し、綺麗に住める様にリフォームを施しました。

築年数が結構経っている物件だったので、リフォームする箇所はかなりの量となり、リフォーム会社さんと良好な関係を保ちつつ完遂しようと考えていましたが、そんなに簡単にはいきませんでした。

理由は営業マンに問題があったからです。

…ということで、今回は私が地方でリフォームを頼んだ会社の若手営業マンの問題点について書かせて頂きたいと思います。

のん暮らオヤジ

全ての若手営業マンが問題ありとは限りません。私の経験をお話しますのでリフォームを依頼する際の参考にしてみてください。

 

若手営業マンは爽やかです。

私がリフォームを依頼した会社は計3社になりますが、そのうち2社の営業マンが若い方でした。

はっきり言って若手の営業マンは皆さん爽やかで第一印象はとても良かったです。

一生懸命こちらの話を聞き、キラキラした目をしながら「とても良く分かりました。私達にその夢の実現をお手伝いさせてください!」とやる気も満々です。

この様な対応をされて気分を悪くする人は先ずいないと思います。(^_^;)

見積も頑張ってくれる

今回は浴室のリフォームを例にしますが、お願いした若手営業マンA君は張り切って見積金額もリーズナブルになる様に頑張ってくれます。

浴室のリフォームをお願いした他社と比べて実現したいことがほぼ同じなのに30万円近く安い見積りを提示してくれました。

正直この時に『安かろう悪かろう』ではないかな?と一瞬頭をよぎったのは事実です。

ただCGで作成された完成予想図を見ると、悪い部材が使われている感じはなく、理想に近いイメージからお願いするのでした。

安い理由が判明

見積明細を見せてもらった時に気付いたのですが、例えばお風呂の水栓が日本ではあまり聞いたことのないメーカーでした。

このことをA君に確認したら中国のメーカーとのことです。

確かに日本のメーカー品より半額以上安いので、これで見積が安く収まったんですね。

「大丈夫なのか?」と確認したら、「今は中国の製品も品質が大きく向上しており大丈夫ですよ。」とのこと。

「故障した時の保証は大丈夫?」と聞くと「中国メーカーの保証期間は短いですが、弊社がその後もしっかり保証しますのでご安心ください。」と言うので、「よしっ!君のところで任せるよ」と伝えたのでした。

問題発生

問題その1

これは工事が完了する前に発生した問題です。

今まで使っていたお風呂を完全に壊して、一から綺麗に作り直すリフォームでしたが、事前調査の漏れから不足した木材や金属部品が多数出てきたとのことです。

その部品を追加で購入すると合計で10万円ほど掛かるとのこと。

ただこれを購入しないとこれ以上の工事が出来ないとのことでしたので、『10万出してもまだ他社よりは20万円安いな』と思い了承したのでした。(まさかこれで調子に乗った訳ではないかと思いますが、問題発生による追加が後にも発生します。)

 

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問題その2

工事も終盤に差し掛かった頃、職人が来ない日が数日ありました。

プロの職人さんが計画的に工事を行なっているので、当然スケジュールはしっかり管理されながら進んでいると信じて、特に問い合わせは行いませんでした。

ちなみに大規模な浴室のリフォームのため工事期間は2週間掛かり、その間はお風呂は使えないために毎日日帰り温泉に出掛けていました。

また平日の日中は夫婦共稼ぎで留守になるため、実家から母親に来てもらい留守番をお願いしていたのでした。

そんな中、工事終了期間を更に10日間延長したいとの連絡がA君から届いたのでした。

理由は予期出来なかった工事の手間が発生したためと言っていましたが、実は仲良くなっていた職人さんからは、別の現場で急ぎの工事を行なっていたからと聞いてしまうのでした。

社長と面談

この対応についてはきちんと会社と話す必要があると思い、社長へ電話し面談を申し込んだのでした。

面談当日に問題点の経緯を含めた説明をしたところ、直ぐに状況を把握し謝罪と共に改善することを約束されたので、引続き工事を笑顔でお願いしたのでした。

問題発生その3

我が家のお風呂場は外の景色が見れる様にガラス張りが2面もある、ちょっぴりエッチ(?)な作りです。(笑)

これはとても贅沢なことなのですが、一方で外からも見えてしまうというデメリットもあります。

ここで必要不可欠なのがブラインドになります。

ブラインド設置もリフォーム内容に含めて貰っているのですが、いざ設置したら長さを誤っており1面は短すぎ、もう1面はやや長過ぎです。(ちなみに寸歩を測ったのは問題のA君自身です)

この結果、設置したら片方はブラインド面が足りず、もう片方は少し斜めに設置しなければ収まらないという有様なのですが、なんとA君は「いいですか?」と聞いてきました。(・・?)

大金を掛けて行ったリフォームでこの様な工事を許すはずもないですし、「いいですか?」と聞いてくること自体、有り得ないことであると返事しました。

2回目の社長との面談

前回の社長面談によりチャンスをあげたA君ですが、流石に限界を感じて再度の社長面談です。

ここでもA君の問題点を認めて頂き、ブラインドの再製作費用はリフォーム会社負担で、更に担当が別の方に交代となったのでした。

大問題発生

新担当の元、一旦リフォーム工事は完了したのですが、それから半年経った時に大問題が発生しました。

浴室の水栓が故障してお湯が出なくなってしまいました。

早速リフォーム会社の新担当者へ連絡したところ驚きの回答が…。

「◯◯様の浴室の水栓は中国のメーカー品ですので、弊社の保証対象外となります。」

おいおい、どういうこと?

中国メーカーの保証期間が過ぎても、リフォーム会社がしっかり保証するとA君は確かに言ったぞ!

気分の悪い修理作業

リフォーム会社の新担当にしてみればA君が勝手に取り付けた約束で負担を負うことは出来ないのでしょう。

ただ同じ社内の営業担当者であるA君が約束したのですから、こちらも引き下がる訳にはいきません。

このやり取りをしている間に新担当者のみならず、リフォーム会社とも険悪な雰囲気になっていきました。

このままお風呂が使えないという状況を改善しないと困るという弱い立場もあり、結局折半で修理を実施することになりました。

本来なら費用負担が全額不要の筈が、仕事を取るためにいい加減な約束をして対応出来なくなったA君のおかげで余計な負担です。

当然、修理中も笑顔でいられずに険悪な雰囲気のまま完了したのでした。

まとめ

如何でしたでしょうか。

間違いなく悪いのはA君だと思っていますが、一方でそのことを放置していた会社にも問題があります。

後で業界の友人に聞いた話ですが、リフォーム会社全てではないが若手の営業マンはとにかく仕事を取ってこないと酷い目に遭う例があるそうです。

A君も初めから騙して契約を取ろうとした訳ではないのでしょうが、どうしても契約が取りたいことから軽はずみな約束を行ってしまい。結果として約束の責任が取れなくなって、客である私にも困った対応をしてきた訳なんです。

私はこのことを経験して以降ですが、若手の営業マンは避ける様になり、またベテランさんであっても約束は全て書面で提出させる様にしています。

酷い目に遭わないための防御策として有効ですが、一方で正確に対応してくれる営業マンにとっては細かくて嫌な客をして映っているのかもしれません。(困った、困った)

 

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