こんにちは。のん暮らオヤジです。

マレーシアへの移住を可能にするビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム」(通称:MM2Hについて過去に記事を投稿させて頂きました。

《過去記事はこちら》

マレーシアのMM2Hビザを取得する条件は?

マレーシアのMM2Hビザ取得で提出が必要な他の書類は?

マレーシアのMM2Hビザの取得申請は代理店に頼む?(申請から仮承認まで)

マレーシアのMM2Hビザの取得申請は代理店に頼む?(仮承認から本申請まで)

私も正に申請中なのですが、なんと2018年10月から突然MM2Hの仮承認手続きが保留状態になってしまいました。

詳細情報がないままに長期間保留状態が続いておりましたが、ようやく仮承認の発行作業が再開されたとのニュースが入って参りましたので、皆様にもお知らせしたいと思います。


なぜMM2Hの承認は保留になったの?

↓私が長期間保留になっているリアルなステータス確認画面

何故保留になっているのか?

実は明確に「これが理由なんです。」とお伝え出来ない状況なんです。

それはマレーシアというお国柄と言ってしまえばそれまでとなってしまいますが、事前予告なしに行政手続きがストップしてしまう、或いは変更となるなんてことは当たり前の様に行われる国なんです。

マレーシアではよく『TIM』と言われることがあるそうですが、意味がお分かりになる方はいらっしゃいますか?(^.^)

これ『This is malaysia』の略で、「これがマレーシアです」という意味です。(そのままですね。)(^_^;)

特に手続きなどに注意を払う日本人にとってはとても違和感を感じる部分ですが、例え政府関係であっても結構驚きの対応がなされることが多いようです。

今回のテーマであるMM2Hの仮承認についても、私の知る限り以下の不思議な事象がありました。

①2018年10月にMM2Hの新規受付を凍結するとのニュースが流れました。
→ある新聞のニュースにより噂が拡散された様ですが、原因はMM2H事務局より出た「申請審査会議を一時中断する可能性がある。今後については正式な案内を待って欲しい。」と伝えたかった内容が正しく伝わらず、語弊を招いてしまった様です。

②2018年11月にMM2Hセンターのサーバが停止しました。
→これは事実で停止していました。原因や影響、そして復旧目処などの案内はされません。
不安になった私は12月下旬にマレーシア政府観光局の東京支局へ電話して状況を確認したところサーバは復旧して業務は再開されています。」と案内されましたが、実は復旧も再開もされていませんでした。(まさか東京支局の日本人まで『TIM』かと不安になりました。)(>_<)

③2019年1月にマレーシアの公式発表として、昨年の10月からMM2Hの承認作業が停止しており、この時点で保留となっているのは4,500組との報告がありました。
→えっ?今頃?と正直思いましたよ。
こんなに時間が経ってから報告しても許されるんですね。(TIM)
理由はMM2H手続きの所管省庁の変更によるためと言われていますが、実は後日所管に変更はないとの発表もあったりと何が正しいのか分かりません。(>_<)

仮に所管省庁の変更だったとして、これが日本なら手続き類が保留などにならないように十分に準備した上で体制変更などを実行しますが、それをやらないのがマレーシアなんですね。(^_^;)

④2019年2月にようやく承認手続きを再開したとの発表です。

今後の承認はどう進むのか?

MM2H承認手続きが再開されたことが、ローカルの新聞にも掲載されているので事実であると思います。

そしてその記事には2018年に保留となった申請者の承認作業のために特別チームを結成して全員分を2019年7月末までに完了させると言っている様です。

全く情報が無いと言っても過言ではない状況の中、数少ない好転情報なので信じて期待したいところです。(TIMがあるので油断出来ませんが)

何と!一番長い承認待ちの方は2018年4月の申請だそうですよ。(◞‸◟)

私は2018年7月に申請を出しましたので、順番から行くと4月か5月あたりに仮承認が出ると予測しております。

但し、ここでまたTIMが出てしまうのですが、申請順通りに手続きを進めるとは限らないのがマレーシアで、直ぐに仮承認が出たり、いつまでも出なかったりという可能性が非常に高いです。
※エージェントさんからお聞きした話では、前述したとおり2018年4月の申請で保留になった方がいる一方で、5月に申請された方で9月に仮承認が発行され、昨年中に本申請まで完了した方もいるそうです。

今後、何日間でどれくらいの方に仮承認が発行されているのかが判明すると思いますので、それによって特別チームによる処理スピードが予測出来るかと思います。

 

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いつの間にか申請条件が変わった?

 

 

とっても長〜い間、MM2Hの仮承認発行作業は止まっていましたが、その間にも新規受付だけは継続されていました。(だから4,500組も待ちの方いるんですね。)

ここで最近MM2Hの申請を行った際に、資産証明について証券口座の残高が認められず、銀行預金の残高で証明する必要があるとの理由で却下された方がいるそうです。!(◎_◎;)

あれれ?

私が申請した際に添付した証明書では証券口座の残高もOKで受理されたのですが…。(下記の記事に記載しています。)

マレーシアのMM2Hビザを取得する条件は?

この方が手続きの代行を依頼しているエージェントさんへ、突然マレーシアのMM2Hセンターから「条件が変わったから…」ということで事後連絡があったみたいです。(>_<)

その連絡の中で、あくまでも証券口座の残高は銀行預金の残高が申請条件に届かない場合の補助手段として使えるとの説明があったそうです。(*_*)

私が申請した時にそんなこと言っていましたっけ?

私の資産証明は3分の2が証券口座の残高でちゃんと受理されていますよ。(¬_¬)

あっ!また出ました!これもTIMです。(T . T)

 

今回のまとめ

今回の再開の発表は、長らく待ち状態のまま放置され、それこそ「もう十分にMM2Hの発行者が出ているので、もうこのビザは出さない。」と方針を変更されたのでは?と不安になる方が多い中、少しはホッとできる好転情報でした。

一方で、いつの間にか申請条件が変更されて苦労された方も多くいらっしゃいます。

上記は2点ともTIMで、マレーシアでは当たり前のことの様です。

そしてもう一点、これは私が依頼しているエージェントさんから本申請に関する下記の報告がありました。

●以前
仮承認が発行されてから6ヶ月以内にマレーシアで本申請手続きを行う必要がある。但し、仕事などの都合により1回に限り6ヶ月間の期限延長が可能である。

●現在
仮承認が発行されてから6ヶ月以内にマレーシアで本申請手続きを行う必要がある。原則期限の延長は認められず、病気などの場合に医師の診断書が提出出来る場合に限り6ヶ月間の延長が可能である。

これ、結構私にとっては痛い変更です。

マレーシア政府の都合で休暇予定を決めていくことは、現役サラリーマンとしてはかなり厳しいです。

う〜ん、私は結構「筋を通す」ということを大事に生活してきたので、ここ最近の連発TIMには結構参っています。

魅力いっぱいのマレーシアだと思いますが、これからも起こるであろうTIM攻撃には正直対応できるか不安になる「あらじん」でした。(^_^;)

最後に

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